メジロが庭に

朝食が終わって、炬燵にはいって、お茶を飲んでいると、庭で「チィ、チィ」と鳥の鳴き声が聞こえます。障子を静かにあけて、窓越しに見ると、葉の落ちた楓の木の枝に目の周りが白い黄緑色の小鳥が周りを警戒しながら気忙しく鳴いています。この鳥の名前は私にもわかります。「メジロ」です。

メジロは移動をしない鳥のようですが、夏は涼しい山地で生息し、寒い冬には平地まで下りてくるため、庭先でも見ることができます。

ミカンなど甘い果物はよく食べるようですが、皮を破る力なないので、ミカンを横に切って枝にさしておくと、盛んに果肉をつついて食べている姿を見ることができます。静かに窓越しにかわいいメジロの様子を見ていると癒され、いつまで見ていても飽きません。

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