「救命救急訓練」が行われました。

11月8日(日)「安否確認訓練」が終了した後、午前11時から「救命救急訓練」が行われました。
参加者は、理事(10名)、区長(7名)および染谷相談役と原田相談役の19人でした。また、講師は、北野消防署の4名の救急救命士の方々が担当されました。
訓練の方法は、発見者、AEDを持ってくる人、救急車を呼ぶ人を参加者が交代しながら実施しました。また、救命訓練を行う人形を2体持ち込んで、2グループに分かれ実際に人形とAEDを触って訓練を行いました。
コロナ禍により、少しやり方が変わっているとのこと。救命対象者は、すべてコロナに感染しているものとして 〇近づきすぎない 〇救命対象者の呼気が掛からないようにする よう注意しているそうです。
「救命救急訓練」は、次の通り、10のステップで行われます。
1.発見
2.周囲の安全確認
3.意識確認(両肩を指先を使ってトントン叩き、呼び掛ける)
4.助けを呼ぶ「誰か助けてください!」
5.名指し/手差しでAEDを持ってくることと救急車を呼ぶことを頼む
※指さしでは無く、手の指をそろえ、手のひらを上向きで指し示す
6.呼吸があるか確認(腹部が上下するか)
7.呼吸が無ければ、胸骨圧迫を行う。※呼気が掛からないよう、口にハンカチ等を掛ける。
※救命対象者の横に拳一つ分程空けて膝をつく。
※交代する時は、声かけをし、「1・2・3で代わります」と伝えてから、1・2・3で交代する。
※呼吸がある場合には、見守る。
8.「AED持ってきました」→「出来ますか?」→出来るならセットをやって貰う。
9.AEDをセット(その間も胸骨圧迫は継続)
10.通電


意識確認(呼びかけ)

呼吸確認(腹部上下動確認)

胸骨圧迫(心臓マッサージ)

助けを呼ぶ(119番通報&AED確保)

胸骨圧迫(心臓マッサージ・交代実施)

AEDパッドセット

AEDコード挿入

AED電気ショック

また、状況によって次の対応を取ります。
〇のどに吐瀉物等が詰まった時→背中を叩く。または、後ろから鳩尾を押さえる。
〇痙攣している時→怪我の有無、痙攣の継続時間等を覚えておき、救急隊員に伝える。
〇呼吸がある時の寝かせ方→横向き、下側の腕は横に伸ばす。
上側の足はうつぶせにならないよう膝を曲げ腕と同じ側に出す。
上側の腕はあごの下に入れ、のどを伸ばし呼吸を確保させる。

noura

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