長沼公園の西、東緑地との境の遊歩道の上り口を通ると甘いいい香りがする。香りに近付いてみると蔓状の植物で葉のワキから白い花がたくさん咲いている。 花は十文字に白い花弁(花弁ではなく萼だそうだ)があり中央に雌しべとその周りにたくさんの雄しべが生えている。この花は図鑑で調べた結果、「仙人草」らしい。この花の実には長い毛があり、これが仙人のヒゲのようだから「仙人草」と名付けられたそうだ。別名「馬食わず」有毒性なので馬も食わないから。その一方で、扁桃腺炎や神経痛・リュウマチに効能があるといわれる。 とてもいい香りがするせいか、人だけでなくカメムシやハチが寄ってきていた。
noura