10月14日、「峠の小さな美術館」がリニューアルしたというので、久しぶりに出かけてみました。この日は、「峠の会」会員の宮坂さんが企画する「心地よい墨色」と題した水墨画やデッサンが、4つになった建物に展示されていました。
「峠の小さな美術館」は「峠の会」会員の作品を展示する場となっており、16年前にスタートし、今回の企画展は77回目だそうです。
宮坂さんのお話を伺いながら作品を鑑賞しました。宮坂さんは、長沼にお住まいで、建築関係のお仕事で中国に行かれた時に、水墨画の魅力を知って独学で現在のレベルまで高めてきたそうです。「私の画は、日本の水墨と少し違って中国の様式が含まれています」とお話されていました。旅行先で画かれた小品から100号の大作まで数十点の作品には圧倒されました。
紅葉の「野猿の尾根道」を散策し、途中「峠の小さな美術館」に寄って、芸術の秋を満喫するのもいいですよ。
峠の小さな美術館入り口
東側にある館
作品を紹介する宮坂さん