10月15日(土)、北野市民センターで「防災講演会」が開催されました。
今回の講演会は、八王子消防所北野出張所の日高所長と2人の隊員をお招きし、所長から「備えない防災」と題し、講演をしていただきました。
「備えない防災」とは、防災のため何も備えなくていいということではなく、防災を特別扱いしないで、日常生活の中に防災を組み入れていくということです。災害が起きた際、72時間を生き延びるために、水・食料の備蓄が必要といわれるが、余分に買い置きし使いまわしながら不足したら買い足すといったローリング・ストックのやり方の方が有効。地震が起きたらテーブルの下に隠れるというより、上を向いて落ちてくるものがない場所に移動することのほうが安全。また、災害があったら避難所へ避難ではなく、自宅に留まっている方が安全。このように正確な情報から予測し、より安全な行動をとることが大切です。
災害は私たちの生命を脅かす存在です。「備えない防災」といった視点で災害から自分の命を守るための備えを考えたいものです。
入口の立て看板
挨拶する吉田会長
講演する日高会長
日高所長と隊員のお二人
講演を真剣に聞く区長、班長の皆さん
会場の様子