特殊詐欺・町内交通ルール」について南大沢警察からの説明会が行われました。

1.特殊詐欺について

特殊詐欺は、相変わらず被害が多発しており、南大沢警察署管内で、今年、これまでに20件、5,000万円の被害件数・金額となっています。3大特殊詐欺として「オレオレ詐欺」、「還付金詐欺」、「預貯金詐欺」がいわれますが、依然として「オレオレ詐欺」が一番多い状況にあります。電話で銀行、量販店、市役所さらには、警察を名乗って、安心させだますケースが多くなっており、電話でお金のことを話してきたら「詐欺」と考えてほしいとのお話でした。

また、電話による詐欺は、その90%が自宅の固定電話によるものです。固定電話には「迷惑防止機能付き電話機」や「自動通話録音機」を設置したり、電話が鳴ってもすぐには出ず、留守電にして、必要な相手には後で掛け直すといった注意が必要です。「電話は、受けるものではなく、掛けるもの」と理解しましょう。

2.町内交通ルールについて

最近、自治会内で家の前に止めていた車に「駐車違反」の紙が貼られていたという話を聞きます。南大沢警察署の杉山氏がいうには、確かに、取り締まりを強化しており、他の町内会でも違反者が出ているとのことです。警察としては、違法駐車は、救急車や消防車だけでなく、一般車両にも交通の妨げとなるので、自動車免許証を持っている人は、交通法規を知っているのだから、駐車についても規則を守ってほしいとのことで取り締まりを行っていると話しています。

来場者から「業者の車が駐車違反となった。近くに駐車場がない現状ではどうしていいかわからない。」とか、「大型車が通ることは少なく、通行の妨げになるとは思えない。そうだとしても、声をかけてくれれば、すぐ移動できるのだから、もっと融通を利かせてもいいのではないか」などの意見が出されました。警察としては、工事の場合は「道路使用許可」という方法もある。ご近所の方と駐車場の貸し借りをするなど工夫をして対応してもらいたいと発言されました。

社会が高齢化し、例えば、訪問看護や介護のための生活支援など車を利用した活動が増えてきています。この問題は、一朝一夕には解決できるものではありませんが、地域のみんなで考える課題かもしれません。


挨拶する吉田会長


説明する南大沢警察署杉山氏


会場風景


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