「井戸たわ尾根」は長沼公園の西の端にある南北にのびる尾根道です。ここでは、南から北に下るコースを紹介します。
「井戸たわ尾根」は、ハイキングコースとしては、初心者コースではなく健脚コースで、長沼公園の尾根道の中で最もハードな尾根道です。特に下りは、かなりの標高差を木製の階段を一気に降りなくてはならず、また手すりがないため油断は禁物です。長沼公園と侮ってはいけません。慎重に歩きましょう。
①野猿峠口・展望広場(仮の名)脇からスタート
「井戸たわ尾根」へは、野猿峠口・展望広場(仮の名)脇から入ります。
ここが侵入口です
②見通しの悪い道が続きます
もう一つの入り方は、「野猿の尾根道」を少し東に進んで道標のある地点から左に入ります。
下の道が「野猿の尾根道」道標を左に入ります。
③さあ、歩きましょう
2つの道は、直ぐに合流します。ここからは、最後まで下り坂です。さあ、歩きましょう。
ここから下り坂が続きます。
④左側から市街地がみられます
視界はききませんが、左側(西側)に木の間から八王子市街地が見え隠れします。
木の間から町のランドマークが見られます
⑤木の根に注意しましょう
下り坂が続きます。木の根が露出している箇所があるので慎重に歩いてください。
木の根が露出しているので要注意!
⑥ヤマツツジが咲いていました
しばらく行くと左にカーブしますが、この地点にヤマツツジがまとまって咲いていました。
ヤマツツジが咲いていました。
⑦石がゴロゴロ
長沼公園や私たちが住むこの地域は、川原にあるような石が地表や地中で見つかるのに驚かされます。このあたりの道に5~15cm位の石が目立ちます。調べてみると、このあたりの地層は御殿峠礫層と呼ばれ、古相模川の河原の石が堆積したものだそうです。相模川の流れが古い時代は現在と異なり、東方向に流れていたことがわかります。
石がごろごろ、目立ちます。
⑧ほぼ中間まで来ました
左に道標が見えてきました。工程の半分まできました。長沼駅まで800m、「殿ケ谷の道」まで200m位です
ほぼ中間地点、道標があります。
⑨ガケ崩れに注意!!
「この先ガケ崩れあり」の看板です。この看板から少しいったところに左側にサクが設置されています。左側は崩れやすいので注意しましょう。
ガケ崩れに注意!!
⑩小さな広場に出ます
直径5、6m位の小さな広場があります。ベンチはありませんが一息入れましょう。これからが厳しい下り坂が待っています。
小さな広場が現れます。
⑪右に大きくカーブ
周囲に篠竹が目立つようになります。しばらく行くと右に大きくカーブします。
突き当たりを右に大きくカーブ
⑫いよいよハードな下り坂です
右に回って、今度は左にカーブします。ここから、木製の階段が断続的に続きます。一段一段が高いので、一歩一歩ゆっくり慎重に進みましょう。
ここからが大変です。
⑬急な階段が続きます
さらに急な階段が続きます。体を支える手すりや木、枝がなくバランスをくずすと大変なことになります。降りてきた坂を振り返ってみると急勾配に驚かされます。
急勾配に驚きです。
⑭「殿ケ谷の道」が近づいてきました
「殿ケ谷の道」との合流地点に近づいてきました。左手に木の間隠れに「殿ケ谷の道」の木製の空中回廊が見えてきます。その奥の道は「殿ケ谷の道」の旧道です。
「殿ケ谷の道」の空中回廊と旧道
⑮合流点はもうそこです
「殿ケ谷の道」との合流点が見えてきました。「井戸たわ尾根道」の終点です。
間もなくゴールです。
⑯お疲れ様でした
「殿ケ谷の道」との合流点が「井戸わた尾根道」の終点です。道標が立っています。約20分の行程でした。お疲れ様でした。
終点の道標です。
なお、「殿ケ谷の道」を右に600m行くと京王線の長沼駅です。また、左に登ると絹ケ丘口、野猿峠口行くことができます。
以上