丘台連絡会が開催されました。

今回の丘台連絡会は、5月16日(木)午前10時から、片倉台自治会館で行われました。今回の会議から、吉田会長と福祉厚生担当の阿部理事も出席しました。
最初に各組織の活動報告が行われました。各組織とも役員が変わり、新年度が始まった時期であることから、それらに関連する報告が中心に行われました。それぞれの組織団体からの報告は以下の通り。
(高嶺台自治会)総会で、会費を思い切って下げた。ギリギリの中で活動を行っていくことで、会員に自治会に関心を持ってもらうことに意味がある。
(絹一自治会)役員のなり手がいない課題は大きい。現役を取り込むためにも自治会や役員の活動や業務の省力化、合理化、働いていてもできる活動など見直しが求められている。(北5自治会)夏まつりは今年も行うが、設営を行う業者が倒産するなどコロナの影響が出ている。早めの準備が必要。
(片倉台自治会)夏まつりを行うが、電気工事の費用が高騰している。値上げの影響を受けている。会員の退会が増えている。理由の一つは、自治会が防災・防犯対策など非会員にも対応しており、その結果、会員との差がなくなっていることもあるのでは。
(高齢者あんしん相談センター長沼)地域を回って行う悪徳業者による特殊詐欺がなくならない。最近は、車を使わず徒歩で回っている業者が多い。地域連携が求められる。
(高齢者あんしん相談センター由井)孤立、孤独支援活動を4月から行っている。「オレンジガーデンプロジェクトin片倉」を始めた。これは、お寺の畑を借りて認知症の方と家族がコスモスを育てるという活動で認知症の方や家族の支援になればと考えている。
(NPOおさふく)令和5年度は、地域の組織と連携して、講習会やスマホ教室などいい活動ができたと考えている。新年度はさらにいい活動を行っていきたい。
(前市議・梶原さん)新市長の動きは、前市長と大きく変わることはない。事業が本格化するのは、6月の議会が終わって7月からになる。
(数井クリニック・数井先生)丘台連絡会はいい活動をしていると思う。地域でこのような活動をしているところは少ない。地域医療での課題は、ヘルパー不足もその一つ。住民が資格を得てヘルパーになることもできるが限界がある。自分がどのような死を迎えられるのか?考えておく必要がある。

課題の意見交換では「担い手」問題テーマとなった。
出された意見は以下の通り。〇地域の教育機関との連携がコロナで途絶えていたが再開する。学生と住民(高齢者)との交流は大切。老人は元気になるし、学生も長い目で見て貴重な体験になるはず。
〇担い手を探すのは、結局「一本釣り」になる。そのために、できる場をたくさん作る必要がある。
〇市や学校には、社会貢献する方針はあるが、積極的には出てこない。こちらから具体的アプローチをしていく必要がある。
〇大学には、「社会貢献」と「国際貢献」の方針がある。大学の学びにつながるよう「学生を育てる」というアプローチが必要。
〇先生の研究のフィールドとしての自治会の福祉を位置づけていく必要がある。
〇学校の教科の中に地域貢献をいれてもらい、誰もが子供のうちから社会貢献が身に付くシステムが必要ではないか。

今回出席した組織団体、参加者:北五自治会、片倉台自治会、高嶺団地自治会、絹ヶ丘1丁目自治会NPOおさふく、高齢者あんしん相談センター長沼、高齢者あんしん相談センター由井、梶原幸子、数井学(敬称略)

発言する吉田会長

出席した吉田会長と阿部理事

会場の様子

 

 

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2024年5月27日