紅葉もそろそろ見納めです。紅葉した葉を落とす木々も多くなりました。木々が紅葉し、葉を落とすのは寒い冬を乗り越える準備のためです。
木々は、晩夏から秋に形成された冬芽(とうが)で、休眠・越冬して、春に伸びて葉や花になります。寒さを防ぐため鱗片(りんぺん)でおおわれています。また、冬になると気温が下がり、乾燥した地中から水を吸い上げにくくなるため、水分が出ていきやすい葉の部分を落として体の水分が失われるのを防いでいます。このように葉が落ちた枝に葉の痕跡が残ります。これを葉痕(ようこん)といいます。この葉痕がどこか人面に似ていておもしろいという葉痕ファンがいるようです。
12月12日(土)にカメラを担いで、冬芽と葉痕を見つけに長沼公園を歩いてみました。結果は以下の不出来な写真です。木々の名前がわからないのと、葉痕はこれまで意識して観察したことないなど、もう少し勉強が必要のようです。