「栃本尾根」は「平山口」から「長泉寺口」の間の約700mの尾根道です.
「平山口」から「長泉寺口」への下りのコースを紹介します。

①「平山口」からスタート
「平山口」には道標があるので、「栃本尾根・長沼駅1.3km」の矢印に従って歩き出しましょう。しばらくは右側(東側)は開けていますが、すぐに道は左にカーブし、笹の多い林に入っていきます。

「平山口」の道標
②見透しの悪い道が続きます。
しばらくは写真のような木と笹に覆われた道を歩きます。視界はききませんが、右側(北側)に木の間から街並みが見え隠れします。

見通しの悪い道が続きます
③道標、案内板そしてベンチが見えてきます。
「平山口」から300mの地点に道標、案内板そしてベンチがあります。道標には長沼駅まで1.1㎞と標されています。案内板も確認しておきましょう。

「平山口」から300mの地点
④下り坂が続きます。
③を過ぎると道は下り坂となります。木の根が露出している箇所があるので慎重に歩いてください。

下り坂が続きます
⑤分岐点に着きました。
③から300m歩くと「日邸団地」200mと「長沼駅」900mの道標と案内板があります。それぞれへの分岐点です。ひとまず、「日邸団地」方面、展望台に向かいましょう。

道標に従って「日邸団地」方面へ
⑥「展望台」に到着です。
分岐点から間もなくのところに高圧鉄塔があります。そこを過ぎて下り坂(一部階段)をしばらく行くと視界が開け「展望台」に到着です。

「展望台」に到着しました。
⑦「展望台」からの眺めは格別です。
「展望台」からの眺めは格別です。足下に「日邸団地」の家並が、その先は北野街道と並行に京王線が、そして大きく蛇行した浅川がみられます。さらにその先には浅川を渡る中央線、日野、豊田の街並みが一望できます。
「日邸団地」へ行くには道をさらに行けば出られます。私たちは来た道を分岐点までもどりましょう。

「展望台」からのながめ
⑧「分岐点」まで戻りました。
階段を上り、鉄塔を通過して「分岐点」まで戻ります。ここから道標に従って「長泉寺口」、「長沼駅」方面をたどります。「長泉寺口」まで400m、「長沼駅」まで900mです。

「分岐点」から「長沼駅」方面へ
⑨下り坂を一気に降りていきます。
下り坂を一気におります。斜面の道で右は高く左は落ち込んでいます。

下り坂を一気に降ります。
⑩竹林を通過します。
しばらくすると左側に孟宗竹の竹林が現れます。竹林は50mほど続きます。竹林が切れたところに休憩所のテーブルとベンチがあります。

左に竹林が続きます。 休憩所です。
⑪階段を降りるの長泉寺口です。
テーブルとベンチを過ぎた左に階段があり、階段を降りると「長泉寺口」です。「長泉寺口」を左に行くと「長泉寺尾根」になります。

階段をおります。 「長泉寺口」の道標
⑫長沼公園で数少ない駐車場
長泉寺口の目の前が長沼公園で数少ない駐車場(10台駐車可)です。
駐車場の前の道を北西方面に500mほど歩くと京王線長沼駅です。

長沼公園で数少ない駐車場
駐車場の前の道を北方面歩くと北野街道に出ます。そこから北西方向に高架の京王線長沼駅が見えます。駐車場から長沼駅まで10分ほどです。
掲載の写真を撮ったのは7月20日でした。山百合がたくさん咲いていましたが、秋の長沼公園もいいですよ。
以上
食欲の秋ですが、自宅で採れたキノコです。毒キノコもありますので、鑑賞用にしました。
久々に太陽が出ました。このところ、台風の影響もあって、雨続きで涼しい日が多かったのですが、太陽が出るとさすがに熱くなりました。カメラを持って公園を一回りすると汗ビッショリとなりました。撮った写真は以下の通りです。秋の気配は感じますが、まだまだ夏の力強さが残っていました。

まだまだ夏の景色

彼岸花

赤とんぼ

ヤマボウシの実

カマキリ

バッタ

秋の兆しも かせ
長沼公園の西、東緑地との境の遊歩道の上り口を通ると甘いいい香りがする。香りに近付いてみると蔓状の植物で葉のワキから白い花がたくさん咲いている。
花は十文字に白い花弁(花弁ではなく萼だそうだ)があり中央に雌しべとその周りにたくさんの雄しべが生えている。この花は図鑑で調べた結果、「仙人草」らしい。この花の実には長い毛があり、これが仙人のヒゲのようだから「仙人草」と名付けられたそうだ。別名「馬食わず」有毒性なので馬も食わないから。その一方で、扁桃腺炎や神経痛・リュウマチに効能があるといわれる。
とてもいい香りがするせいか、人だけでなくカメムシやハチが寄ってきていた。

「仙人草」と八チ
noura
台風が立て続けに発生し、八王子も強い雨が続いています。
8月21日(日)、この日は青空が見られました。町内から長沼公園に入るところにムクゲ(槿) の花が今が盛りと咲いていました。ムクゲはフヨウ(芙蓉)とよく似ていてなかなか見分けることができません。図鑑を頼りに判断しました。
なお、ムクゲは韓国の国の花です。「無窮花」と書きますね。

遊歩道の入口に咲くムクゲの花
noura
長沼公園の西側にある「絹ケ丘東緑地」の除草が8月10日、12日の両日行われました。「絹ケ丘東緑地」の除草は、5月末に1回目が行われ、今回の除草は、今年2回目でした。
遊歩道もご覧のように歩きやすくなりました。

除草された絹ケ丘東緑地斜面 遊歩道も歩きやすくなりました。
noura
「野猿の尾根道」の「霧降の尾根」との分かれ道から東端の「平山口」まで約500mを紹介します。
野猿の尾根道(頂上園地~平山口)

① 「「霧降の尾根」との分岐点
「霧降の尾根」との分岐点は「野猿の尾根道」全体のほぼ中央地点にあたります。「平山口」へは、左に行かず直進します。

左へ行くと「霧降の尾根」右が「平山口」へ
② 右側から南大沢方面が一望
分岐点を過ぎると、右側に小さな見晴らし台があります。ここからは南側が一望でき、南大沢などの街並みが見渡せます。

南大沢方面が一望
③「展望園地あずまや」が見えてきます。
③を過ぎて間もなく、「展望園地あずまや」が左手に見えてきます。そこには、右方面南陽台の道標があります。直進は「平山口」、右は「南陽台団地」です。

左が「展望園地あずまや」、右に行くと「南陽台」
④「南陽台」への道に行ってみましょう。
道標地点を右の細い道をはいると、木やササが迫ってきます。100mほど下ると「南陽台団地」の家並が木々の間から見えてきます。また、「展望園地あずまや」地点へUターンです。

「南陽台団地」へ下る階段
⑤ 「展望園地あずまや」からの眺望
「展望園地あずまや」へ戻ります。ここからは北側が一望できます。八王子の市街、日野、豊田方面、遠くは奥多摩の山々が一望できます。ここは、「野猿の尾根道」のベスト・ビュー・ポイントです。

「展望園地あずまや」からの眺望、この日は生憎の曇り空
⑥ 休憩舎には長沼公園に生息する動植物の掲示があります。
両側を木々と野草が繁茂する道を200mほど歩くと左側に休憩舎があります。ここには、長沼公園に生息する動植物を紹介する掲示物があります。こんな植物、動物、鳥、昆虫が・・・・と驚かされます。

長沼公園に生息する昆虫の紹介
⑦ ここからは木道がのびています。
休憩舎からは2本の木道がのびています。右手に高圧鉄塔を見ながら200mほど行くと最終地点の「平山口」です。

木道が「平山口」へ続いています。
⑧ 終点の「平山口」です。
終点の「平山口」に到着です。ちょっとした広場になっておりベンチもあります。東側は切通しで道路が走っているため、尾根道は寸断されていますが、その向こう側(東側)は平山城址公園へと通じています。(ただし、尾根道を通って平山城址公園へは行けません。)
この「平山口」から、北側へ行く道は次回紹介する「栃本尾根」です。長沼駅まで行くことができます。

「平山口」の広場 正面向こうが「栃本尾根」への道

階段を下りると道路です。
「野猿の尾根道」は「野猿口」から「平山口」まで約1kmで1時間ほどのコースです。いかがでしたか。
「平山口」からは「栃本尾根」を通って、京王線長沼駅まで行くか「平山口」から階段を下りて、東方向に徒歩25~30分ほどで平山城址公園駅に行くこともできます。
以上
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夏の長沼公園を散策し、花や昆虫などをマクロレンズで写してみました。撮った写真から名前をインターネットで調べてみましたが、間違った名前かも知れません。正しい名前をご存知の方は教えてください。
以上
長沼公園の下草が伸びたため、今年2度目の除草が行われました。

写真:長沼公園の斜面も綺麗に刈られました。

写真:エコ・パッチが目立ちます。