長沼公園の西、東緑地との境の遊歩道の上り口を通ると甘いいい香りがする。香りに近付いてみると蔓状の植物で葉のワキから白い花がたくさん咲いている。
花は十文字に白い花弁(花弁ではなく萼だそうだ)があり中央に雌しべとその周りにたくさんの雄しべが生えている。この花は図鑑で調べた結果、「仙人草」らしい。この花の実には長い毛があり、これが仙人のヒゲのようだから「仙人草」と名付けられたそうだ。別名「馬食わず」有毒性なので馬も食わないから。その一方で、扁桃腺炎や神経痛・リュウマチに効能があるといわれる。
とてもいい香りがするせいか、人だけでなくカメムシやハチが寄ってきていた。
「仙人草」と八チ
noura
台風が立て続けに発生し、八王子も強い雨が続いています。
8月21日(日)、この日は青空が見られました。町内から長沼公園に入るところにムクゲ(槿) の花が今が盛りと咲いていました。ムクゲはフヨウ(芙蓉)とよく似ていてなかなか見分けることができません。図鑑を頼りに判断しました。
なお、ムクゲは韓国の国の花です。「無窮花」と書きますね。
遊歩道の入口に咲くムクゲの花
noura
長沼公園の西側にある「絹ケ丘東緑地」の除草が8月10日、12日の両日行われました。「絹ケ丘東緑地」の除草は、5月末に1回目が行われ、今回の除草は、今年2回目でした。
遊歩道もご覧のように歩きやすくなりました。
除草された絹ケ丘東緑地斜面 遊歩道も歩きやすくなりました。
noura
「野猿の尾根道」の「霧降の尾根」との分かれ道から東端の「平山口」まで約500mを紹介します。
野猿の尾根道(頂上園地~平山口)
① 「「霧降の尾根」との分岐点
「霧降の尾根」との分岐点は「野猿の尾根道」全体のほぼ中央地点にあたります。「平山口」へは、左に行かず直進します。
左へ行くと「霧降の尾根」右が「平山口」へ
② 右側から南大沢方面が一望
分岐点を過ぎると、右側に小さな見晴らし台があります。ここからは南側が一望でき、南大沢などの街並みが見渡せます。
南大沢方面が一望
③「展望園地あずまや」が見えてきます。
③を過ぎて間もなく、「展望園地あずまや」が左手に見えてきます。そこには、右方面南陽台の道標があります。直進は「平山口」、右は「南陽台団地」です。
左が「展望園地あずまや」、右に行くと「南陽台」
④「南陽台」への道に行ってみましょう。
道標地点を右の細い道をはいると、木やササが迫ってきます。100mほど下ると「南陽台団地」の家並が木々の間から見えてきます。また、「展望園地あずまや」地点へUターンです。
「南陽台団地」へ下る階段
⑤ 「展望園地あずまや」からの眺望
「展望園地あずまや」へ戻ります。ここからは北側が一望できます。八王子の市街、日野、豊田方面、遠くは奥多摩の山々が一望できます。ここは、「野猿の尾根道」のベスト・ビュー・ポイントです。
「展望園地あずまや」からの眺望、この日は生憎の曇り空
⑥ 休憩舎には長沼公園に生息する動植物の掲示があります。
両側を木々と野草が繁茂する道を200mほど歩くと左側に休憩舎があります。ここには、長沼公園に生息する動植物を紹介する掲示物があります。こんな植物、動物、鳥、昆虫が・・・・と驚かされます。
長沼公園に生息する昆虫の紹介
⑦ ここからは木道がのびています。
休憩舎からは2本の木道がのびています。右手に高圧鉄塔を見ながら200mほど行くと最終地点の「平山口」です。
木道が「平山口」へ続いています。
⑧ 終点の「平山口」です。
終点の「平山口」に到着です。ちょっとした広場になっておりベンチもあります。東側は切通しで道路が走っているため、尾根道は寸断されていますが、その向こう側(東側)は平山城址公園へと通じています。(ただし、尾根道を通って平山城址公園へは行けません。)
この「平山口」から、北側へ行く道は次回紹介する「栃本尾根」です。長沼駅まで行くことができます。
「平山口」の広場 正面向こうが「栃本尾根」への道
階段を下りると道路です。
「野猿の尾根道」は「野猿口」から「平山口」まで約1kmで1時間ほどのコースです。いかがでしたか。
「平山口」からは「栃本尾根」を通って、京王線長沼駅まで行くか「平山口」から階段を下りて、東方向に徒歩25~30分ほどで平山城址公園駅に行くこともできます。
以上
vvv
夏の長沼公園を散策し、花や昆虫などをマクロレンズで写してみました。撮った写真から名前をインターネットで調べてみましたが、間違った名前かも知れません。正しい名前をご存知の方は教えてください。
以上
長沼公園の下草が伸びたため、今年2度目の除草が行われました。
写真:長沼公園の斜面も綺麗に刈られました。
写真:エコ・パッチが目立ちます。
昨日の八王子は33度まで気温が上がり、梅雨だというのに真夏を思わせる暑さとなりました。しかし、今日は一転、太陽が隠れてしまい、涼しい一日となりました。ウグイスやホトトギスが泣いています。
梅雨明けまでは暑かったり涼しかったりの日が続くことでしょう。体調管理をしっかり行って鬱陶しいこの時期を乗り越えましょう。
「野猿の尾根道」は長沼公園の一番高い尾根で、南側に位置し、東西に伸びています。この尾根道は、西端が「野猿峠口」から東端が「平山口」まで約1kmあります。道幅は広く、ほぼ平坦でとても歩きやすく、犬をつれて散歩する人によく出会います。ただ、道は木々が迫っているため、遠望しながらのウォーキングというわけにいかないのが残念です。
① 「野猿峠口」
野猿街道のバス道から街路を200mほど登ってくれば、ここまで来られます。
「野猿峠口」には大きな3つの石のモニュメントがあります。ここからは、東へ「野猿の尾根道」が続く他、北側へ絹一自治会の街へ下りる遊歩道と「殿ケ谷の道」があります。
「野猿峠口」にある自然石のモニュメント
② 「展望広場」からの遠望
モニュメントのある場所は広場になっていてベンチもあり、北側が開けており、数少ない見晴らしのよい場所です。春はここからの桜の眺めは圧巻です。すぐ下は絹ヶ丘一丁目の町並み、さらには浅川や八王子、日野の街が見られ、遠くは奥多摩の山々も一望できます。
展望広場からの眺望
③ 「井戸たわ尾根」への道
広場の東端は小高くなっており、そこから「井戸たわ尾根」が始まります。
ここから「井戸たわ尾根」が始まる
④ 尾根道を歩きます
この辺から山を歩いている気分になります。この様な結構広い道が続きます。
結構広い道が続きます
⑤ 野鳥焼きの元祖「鎌田鳥山」です
「野猿峠口」から200m位歩くといい匂いがしてきます。野鳥焼きの元祖「鎌田鳥山」です。この店の歴史は古そうで、私たちの住宅地が造成される前からあったことは確かなようです。
野鳥焼きの元祖「鎌田鳥山」
⑥ 「峠の小さな美術館」で芸術鑑賞はいかが
「鎌田鳥山」ほぼ向かい側にあるのが「峠の小さな美術館」です。「鎌田鳥山」の店主の協力を得て,地域の絵画愛好者でつくる「峠の会」が18年(2006年)に開設したもの。見ごたえのある作品が展示されています。
(開館期間:4月~11月、開館時間:10時~16時、休館日:火曜日)
「峠の小さな美術館」入口の様子
⑦ 「頂上園地」が見えてきた
「峠の小さな美術館」から100m行くと視界が開けてきます。そこが「頂上園地」です。
間もなく「頂上園地」
⑧ 「頂上園地」
「頂上園地」は広い芝生(草原)になっており、トイレや水道があります。ベンチやあずま屋風の屋根付きベンチも設置されており、休憩したりお弁当をいただくのに最適な場所です。
園地の奥から「中尾根」に通じる道があります。
屋根付きベンチと奥にトイレ
⑨ 「霧降の尾根」との分かれ道
ここまで「野猿峠口」から500mで、全行程の半分になります。
道標があり、左が「霧降の尾根」、直進は「平山口」とあります。長沼駅方面へ行きたい場合は、「霧降の尾根」を利用します。
左が「霧降の尾根」右が「平山口」へ
今回はここまで。
ここから「平山口」までは次回のご案内となります。
以上
雑木林の中で咲く花がウオーキングの眼を楽しませてくれます。
やまあじさい
アカンサス
ホタル袋
オカトラノ尾
山頂から見る市街地