今年も「平和祈願」のため、千羽鶴を奉納しました。

6月23日、ポラーノを代表して、宮下、中島、吉田3人で相即寺を訪問し、「平和祈願」のため、千羽鶴を奉納してきました。
八王子では、6月23日を特別な日としてきました。
1590年の今日、北条氏照の治めていた八王子城が落城しました。敵味方の多くの人が亡くなりました。
相即寺の地蔵堂は亡くなった方々の御霊を鎮めるために沢山の地蔵様が建立されています。その中の一体に、ランドセルを背負った地蔵様がおられます。太平洋戦争の時、八王子に疎開していた小学生が、アメリカの爆撃機から撃たれ亡くなってしまいました。母親は我が子に似た地蔵様にランドセルを背負わせて、無念な思いで帰っていきました。相即寺の地蔵堂には二つの戦争の爪痕が残されているのです。ポラーノでは、毎年千羽鶴を奉納して、平和祈願をしています。今年は2千羽の折り鶴を納めてきました。午後1時から慰霊の供養祭が執り行われました。430有余年、歴代の住職の平和への祈りです。今も地球上では、酷い戦争が行われています。(吉田記)


地蔵堂(延命閣)に安置されている延命地蔵


ランドセル地蔵と奉納された千羽鶴


お地蔵様


訪問した中島さん(左)と宮下さん

noura

 

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2024年6月24日