あのサークルは、なーに? 「エコパッチ」

長沼公園の殿ヶ谷の斜面に直径20m位、周囲を丸太とロープで囲った円形地域が2か所あります。周囲は草刈りしていますが、中は自然のまま、草が周りより高く繁茂しています。
公園を散策しているとき、たまたま、公園を巡視しているパトロール員にお聞きしてみました。その方が早速、管理センターに電話して聞いてくれました。(以下、その説明内容です)

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(このサークルを「エコパッチ」といいます)

長沼公園のように管理された公園は、定期的に草刈りが行われていますが、背丈のある草むらを好む昆虫などが生息ができるよう部分的に草刈りをせず、そのまま残しておくような配慮をしています。また、このことでこの地域に生息する植物が従来からの生態系を残すことができます。これを「エコパッチ」と呼んでいます。(kase)

雨の長沼公園を歩いてみました。(6月22日)

久しぶりに公園を歩いてみました。
このところ、晴れの日が続きましたが、久しぶりの梅雨らしい雨になりました。
梅雨にはアジサイとカタツムリが似合う。そう思って雨の中を探してみました。
少し前には、小さな白い花を咲かせていたエゴの木はたくさんの実をつけていました。
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実を付けたエゴの木

さらに歩くとゴミ袋が縛り付けてありました。「こんなにきれいな公園にゴミ袋とは、不届きな奴め」と思いながら・・・・・。
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ごみの入った袋

とうとう、目的のアジサイとカタツムリは見つけることはできませんでした。優しい雨の中をごみ袋を提げて「昔はカタツムリがたくさん見られたのに」と思いながら家に戻りました。
(追記)分別しようとゴミ袋の中をみてみました。中身は錆びたコーヒーの空き缶、直径20㎝位のゴム製の円盤、段ボールの切れ端、ビニール袋など。どうも、どなたかが公園に落ちていたゴミを拾って袋に入れて目立つように縛りつけたようです。それを私が回収した。それまでのいやな思いが、ちょっといい気持にかわりました。

山法師(山帽子)満開

長沼公園絹ヶ丘口斜面(絹ヶ丘東緑地)に、山法師が満開の時期を迎えています。

山法師の名前は中央の丸い花穂を坊主頭に 4枚の花びらを頭巾に見立てて 比叡山延暦寺の「山法師」になぞらえています。別名 山帽子、山桑とも言われています。
秋には実がイチゴのように熟す。
ハナミズキとよく似ているが、咲く時期がハナミズキより2週間程遅く、また 花の先端が尖っていますが。ハナミズキは丸みをおびています。

山法師(1)山法師

山法師(2)
ハナミズキとは確かに違いますね。

 

「殿ヶ谷の道」に架かる名前のない道

都立長沼公園は南陽台の切通しが東の端で西の端が絹ヶ丘一丁目となっています。西の端の見晴らしのいい高台から斜面に沿った遊歩道が「殿ヶ谷の道」です。斜面を下りきったところに橋があり、この橋を渡って大きく左に曲がり、木道を通り林を抜け、六社宮を経由して長沼駅に行くことができます。
この橋の下は、水は流れていませんが、地図ではしっかり沢が描かれており、今では沢の両岸に渓谷を思わせる岩が配置されています。(写真)いつも気がかりなのは結構しっかりした木製の橋なのに親柱には橋の名前が書かれていないことです。名無しの権兵衛では可哀想、いい名前を付けてあげたいですね。
名前のない橋

水のない沢の石組み

緑が一層濃くなりました。(5月8日)

ゴールデンウィークも終わり、久しぶりに長沼公園を歩いてみました。
木々の葉の緑が一層濃くなったことに驚かされました。
ちょっと前までは、木々の枝の間から、空が見えたのに今は全く見えないほどになりました。
そして、下草が斜面を覆ってきました。
この時期の植物の活き活きとした逞しさが伝わってきます。

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皆さん ご存知ですか?

長沼公園内の小さな美術館 新緑の季節出かけられてはいかがでしょう。

  「峠の小さな美術館」

「鎌田鳥山」店前   ℡ 080-2256-1841

来月のご案内

小花功雄   「風景画展」

5月8日(木)~5月29日(日)

10:00~16:00(火.水曜日定休)

森の美術館