自主サロン「かどっこ」は、毎週水曜日にふれあい広場・絹一で行われてきています。今年度から、第3水曜日をふれあいネットワークとの協賛で「通いの場・かどっこ」として、いろいろイベントを用意し、より楽しい場を提供することにいたしました。しかし、新型コロナウイルス感染の影響で、これまで、開催できませんでした。
7月から、活動の再開が行われる中、8月19日(水)に第1回の「通いの場・かどっこ」を開催いたしました。今回のイベントは、「八王子空襲・75年を語る」をテーマに八王子空襲を体験した元日本テレビ報道部で活躍された石井忠明氏の講演会となりました。
この日は、20人ほどが参加しましたが、3蜜を避けるため、一部の方は別室で音声を聞くだけの参加となりました。
75年前、昭和20年8月2日未明に、八王子はB29爆撃機約170機による空襲を受けました。2時間で1,600トンの焼夷弾が投下され、約2,450名以上の人が、亡くなったり、ケガをしました。当時の市内中心部は焼け野原となりました。石井さんから、このような状況を体験談を交えて講演されましたが、改めて戦争の悲惨さと平和の尊さを私たちに訴えかけられました。
講演後も参加者から戦争の体験談などが語られるなどし、終戦75年目の節目にこのようなイベントを持てて主催者としてよかったと感じました。
吉田実行委員長の紹介を受ける講演者の石井さん
マスクをして講演者の話を聴く参加者
noura