ポラーノニュース
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「かどっこ」でグラビコードのコンサートが行われました。
11月4日、自主サロンの「かどっこ」で隣り町に住むグラビコードの製作者であり奏者でもある山野辺さんと留学先のドイツから帰国されたグラビコード奏者の荒川さんをお招きして、グラビコードのミニコンサートが行われました。
山野辺さんによる絹一でのグラビコードの演奏会は今回で3回目となりますが、会場の皆さんは荒川さんが奏でる上品で繊細なグラビコードの音色に引き込まれ聞き入りました。
なお、グラビコードとは、弦をタンジェントと呼ばれる金具で突き上げることで発音する鍵盤楽器で、14世紀頃に発明され、16世紀から18世紀にかけて広く使用されました。特に持ち運びが容易で、移動時に使われたり、練習用の楽器として重宝されたそうです。また、「かどっこ」は、絹一ふれあい広場で毎週水曜日に行われている自主サロンの名称です。
挨拶する山野辺さん(右)と荒川さん
山野辺さん製作のグラビコードを演奏する荒川さん
演奏を聴く来客された皆さん
12月の第2ポラーノはクリスマスミニコンサートです。
在宅医療の講演会が行われました。
11月16日(土)、第2ポラーノでは、絹一ふれあいネットワークと共催して、「在宅医療について考えてみませんか」と題して、北野駅前にある数井クリニック院長の数井先生による講演会を開催いたしました。
深刻な重い問題をいとも簡単明瞭にお話する数井先生。自治会でお話しいただくのは、ふれあいネットワークの立ち上げの時に来ていただいて以来2回目の講演となります。5年前とは自治会の住民の状況は、吉田自治会長の挨拶のように様変わりをしています。だからこそ、この日は60余名の参加者が来場、切実な問題を抱えた方から、地域医療とはどういうことなのか知りたい方々が熱心にメモをとられていました。
数井先生が伝えたかったことは、人間はいつか死を迎えるということ、その時に自分を含め周りの人々はどう向かい合うのかということでした。そして、覚悟を決めて在宅医療としたとき、医療体制はシステムを作って動きだしているということ。従来の訪問医療、いわゆる往診ではなく、患者の生活を支えるシステムができつつあるということでした。病気を治すことができなくなった人が、死に向かって人間らしく生活できる環境をみんなで作り上げていくシステムの完成を地域医療が取り組んでいることを伝えていました。
在宅地域医療システムは、住民のお節介もシステムの一つの動きでもあるようです。ポラーノやふれあいネットワークの活動も一役買っているものだともさらりといっていましたが、みなさんはどこまで理解したでしょうか。医者、看護師、介護ヘルパー、地域住民の見守り、行政の資金援助など、総合福祉事業の構築が進められているということでした。
最初は、笑顔の見られなかった方々が帰るときは、何があっても大丈夫ですねと朗らかに話しているのが印象的でした。絹一は大丈夫と言える日が近いことを望みます。2回目もこのような講演会をしてほしいと要望が多数寄せられました。
ポラーノスタッフも久しぶりに大勢のお客様で、嬉しい汗をかきました。
来月のポラーノは、クリスマスミニコンサートとして、「オチョダンディーズ」、「おはぎ」のコラボコンサートを開催します。今年一年の感謝を込めてお贈りする「ふれあい喫茶ポラーノ」のコンサートに皆さん揃ってお出かけください。(ポラーノ相談役・ふれあいネットワーク実行委員長吉田)
講演する数井先生
会場の様子
11月の第2ポラーノは「在宅医療について」の講演会です。
10月のポラーノの開店の予定です。
9月の第2ポラーノは「きれいな写真を撮ろう」でした。
9月のポラーノ開店のお知らせ
8月のポラーノの開店予定
繊細なクラビコードの演奏を楽しみました。
7月20日、自治会館でクラビコードの演奏会が開催されました。隣り町に住むクラビコードの製作者であり奏者でもある山野辺暁彦さんとクラビコード奏者の中澤未帆さんをお招きして、クラビコードのコンサートが行われ、来店した53人の皆さんは、クラビコードが奏でる繊細な音色に魅了されました。
クラビコードは、弦をタンジェントと呼ばれる金具で突き上げることで発音する鍵盤楽器で、14世紀頃に発明され、16世紀から18世紀にかけて広く使用されました。特に持ち運びが容易で、移動時に使われたり、練習用の楽器として重宝されたそうです。
この日は、司会者が山野辺さんを紹介した後、山野辺さんが進行役となり、コンサートが行われました。クラビコードの説明があった後、この日演奏された6曲を1曲ごとに曲の紹介や作られた時代背景が解説され、中澤さんにより演奏が行われました。
会場は、クラビコードの繊細な音を体感するため、クラビコードの近くに席を移動し、演奏を聴きました。また、楽器に直接触ってみる人、材料や製作工程について質問する人、さらにメモを取る人、上品で繊細なクラビコードの音色に引き込まれ聞き入る人、あっという間に1時間15分の予定時間は終了しました。
珍しいクラビコードの存在を知ることができたこと、そしてその演奏を聴けたことは、とても素晴らしい、貴重な経験でした。山野辺さん、中澤さんお忙しい中、コンサートを開いていただき有り難うございました。今後のますますのご活躍を期待しております。
情報提供、中島さん